-
薬の知識
お薬は適切に使って、はじめて有効で安全なものになります。ですから、決められた時に、決められた量を守ることが大切です。
- 食前・・・・・・食事の30分前
- 食直前・・・・食事のすぐ前に(最初の一口のすぐ前に)
- 食直後・・・・食事の後続けてすぐに
- 食後・・・・・・食事の後30分以内位に
- 食間・・・・・・食事の2時間後位に
- 就寝前・・・・寝る30分位前から寝るまでの間
- 頓服・・・・・・症状に応じて一時的に飲む(医師や薬剤師の指示に従って服用)
お薬の中には、正しく飲めばとても良く効くお薬なのに、服用する時間を正確に守らないと効果がなかったり、副作用が出たりするものがあります。(例:糖尿病のお薬、高脂血症のお薬、睡眠導入剤、抗菌剤の一部など)
お薬の十分な効果をあげ、副作用を最小限にするために、正しい飲み方をきちんと守ってください。わからない時は医師や薬剤師に説明を受けましょう。お薬の飲み忘れに気が付いた時の対処の仕方は、お薬によって異なります。あらかじめ、飲み忘れたときはどうしたら良いか、医師や薬剤師に尋ねておくといいかもしれません。
お薬を飲む時、特に注意しなければならないのは次のような方です。
- アレルギーなどのある人
- 過去にひどい副作用を経験したことのある人
- 両親・兄弟姉妹に薬剤アレルギーのある人
- 食物アレルギーのある人(牛乳・卵など)
- 肝臓や腎臓に疾患のある人
- 妊娠の可能性またはその予定がある人
- 授乳している人
- お酒を飲む機会の多い人
- タバコをたくさん吸う人
- 他にもお薬を飲んでいる人
さらに、人間の体はひとりひとり少しずつ違うものです。お薬に対して身体がおこす反応も同じではありません。また、お薬には、まれに予想外の反応が起きる事があります。「何か変だ」と感じたら、すぐにかかりつけの医師や薬剤師に相談してください!
あなたに処方されたお薬は、あなたのためにつくられたものです。他の人にもあうとは限りませんので、人にあげたり、もらったりしないように気をつけましょう。- しっしん・かゆみ
- 動悸・息切れ・めまい
- ふらつき・眠気・倦怠感
- おしっこが出にくい
- 筋肉痛など